アメリア×スノウ「プライベート・レッスン」 著者:5_882様

「…やぁっ!」
「うわあっ!!」
気合一閃。華麗なる翼を持った剣は、青年の剣を弾き飛ばした。慌てて剣を拾おうとしゃがんだ喉元に、鋭い切っ先が突きつけられる。
「はい、あたしの勝ち。…もう少しだったけど、まだ詰めが甘いよ、お坊っちゃん」
「くっ……ありがとうございました!!」
悔しさを堪え、スノウは稽古の相手に一礼する。ただ状況に甘え、困難から逃げることしかできなかった未熟さはもう欠片もない。
 長年の友のフォーに助けられてから、彼は己を鍛えることを第一にしてきた。少しでも早く、かけがえのない友の力となれるように。
騎士団時代の仲間達はもちろん、船内の名だたる戦士・魔法使いに次々稽古を頼んだ。負けることのほうが最初は多かったが、不屈の精神が徐々に勝ち星を増やしていった。
そして、今日の相手は―華麗なる女傭兵、アメリア。
「ふふ、なかなかいい顔するじゃない。その意気があれば大丈夫よ」
「ありがとうございます。でも…まだまだです。少しでも早く、強くならなくては…」
「…健気だこと。一休みしたら、もう一回稽古にする?」
「はい、お願いします!」
目の前の青年は、汗を拭きながら爽やかに微笑んだ。…ふうん、よく見れば結構な美形じゃない。色々あったみたいだからノーマークだったけど、割と好みだわ…。
訓練室の主は、既に本日就寝している。鍵はアメリアが預かり、明日返す手はずだから、今日はこの部屋には二人以外の誰もやってこない。
(…ちょっと、悪戯しちゃおうかしら)アメリアの唇が、妖艶な笑みを作る。獲物を見つけた、蟷螂か蜘蛛のような笑みを。
「はぁ〜、それにしてもあっついわぁ。もうちょっと風が入るといいのに」
シャツの胸元を、これ見よがしにぱたぱたと前後させる。うっすらと汗ばんだ素肌が、ちらちらと彼の目に入るように。
「……あ、あああ、ええっと、そうですね。船だから仕方ないんでしょうけど…」
そ知らぬ振りでスノウに目をやると、やはり自分の胸元に視線を集中させていたようだ。なんて素直な反応。

「ん〜やっぱ暑い! …ね、上着脱いでていいよね? 休んでる間だけでも」
返答を待たず、ぱっと上着を放り投げた。上半身は非常に薄手のシャツ一枚になり、豊満な胸もその頂点もうっすらと透けている。
素っ裸よりもよほど刺激的でエロティックな光景。スタイルの良さを誇示するように、軽く伸びまでしてみたりする。
 あっという間の出来事に呆然と見とれた後、スノウは慌てて後ろを向いて座り込む。
「あ、あの、すいません!! そ、その、…気が利かなくって…」
「あら、なんで後ろ向いちゃうの? …あたしのこと、そんなに見たくない?」
そっと後ろから抱きつき、殊更に甘い声で囁く。胸をぎゅうっと押し付けるついでに、耳に息も吹きかけてみた。
「え、あ、あの…そんなことありません…アメリアさんはとても綺麗です…」
見る見るうちに首の付け根まで真っ赤になる。あんまりに反応が素直すぎて、もっともっと困らせてやりたくなった。
「…ありがと。そんなふうに言ってくれる人、なかなかいないのよね…これはほんのお礼」
え、という声を出す寸前に、彼の唇は塞がれた。薔薇のように紅い唇によって。
 目を白黒させ、この場から逃げ出そうとする彼の頭を押さえて、さらに深くアメリアは口付ける。スノウの唇に舌を割り込ませ、彼の舌や口内を愛撫し、唾液をこくりと飲み込む。
生まれて始めての強烈な刺激に、スノウはもはや逃げ出せなくなっていた。ただアメリアのなすがままに深いキスを受け入れ、彼女のしたように彼女の口内を愛することまでした。
「ん…なかなか上手。いい切り返しだよ」
一旦唇を離し、余裕たっぷりで妖しく微笑むアメリア。対するスノウは、興奮の余り息が上がっている。
「…ぁ、はあ…ア、アメリアさん…どうして…」
「言ったでしょ? 『綺麗だ』なんて面と向かって言ってくれたから、そのお礼」
座り込んだスノウの両腿を跨ぎ、真正面から抱きつく。首筋にそっと舌を這わせ、背筋を赤い指先が何度も撫でる。
「う…はぁ…あ、あの、くすぐったいんですが…」
「くすぐったいだけ? 本当にそれだけ?」
腰をすっと前に移動させ、今度はスノウの股間に尻を下ろす。くいくいと卑猥に腰を前後させると、彼の分身が既に固くなっているのが確認できる。
「こっちの『剣』は、早く鞘から抜かれたがってるみたいだけど?」

喋る間にスノウの腰のベルトは解かれ、下着の中から『剣』が抜き出される。しなやかな指で『剣先』が撫でられると、にちゃ、と粘着質な音がした。
「ぅうっ!! ア、アメリアさん、その…止めてください…」
「我慢しなくていいよ。あたしの体見て、あたしとキスして、あたしが触ったせいでこうなってるんだもん。
 …すごく嬉しいから、気持ちよくなること全部してあげる」
スノウの顔に、ふわりと布がかかる。アメリアは、上着の最後の一枚を脱いでいた。勢いでベルトもショートパンツもストッキングも、非常にセクシーなパンティも脱ぎ捨てる。
「ねえ…口と胸、どっちがいい?」
相変わらず腿の付け根に座り込み、唐突な質問を投げかけてくる。スノウはと言えば、答えるのも忘れて彼女の裸身に見入っていた。
 きめの細かい、吸い付くような手触りの肌。先ほどの稽古と今までの淫戯によってうっすらと汗ばみ、甘い体臭が仄かに立ち上るのも悩ましい。
豊かなバストには、ぴんと立ち上がった薄紅色の頂点。抱き寄せたくなるような柳腰、ボリューム満点のヒップ、引き締まった脚。
そしてその顔には…淫らな笑み。伝説の淫魔サキュバスにも勝てそうなほどの、心も体も理性も蕩けてしまいそうな。
「……ね、聞いてる?」
「あ?! え、ええと、どう違うんですか? じゃなくて、いったい何の…」
「ああそっか、初めてなんだ。それじゃ、どっちもしてあげるね」
言うが早いか、アメリアはくるりと逆向きになって、スノウの股間に顔を埋めた。アメリアの両腿が脇腹に当たる格好になり、彼の目の前には生まれて始めて見る女性の秘所が鎮座ましましていた。
(…こうなってるんだ…僕のとはぜんぜん違うんだな…って感心してる場合じゃ…!)
「まず、口ね」
ぴちゅ。彼の先端に、暖かくて柔らかい感触がまとわりつく。先端からその感触がペニス全体に広がり、また先端に戻り…が繰り返される。
「うぁ、は、はぁ…っ! い、いったい何を…!」
「らふぁらあ、ふひらっれいっられひょ?」
口内に何かを詰め込んでいるような不明瞭な発音。…そうか、そういうことなのか…。
「ア、アメリアさん、そんな、汚いですよ…っ! ううっ!」
「ん…そんなことないよ…スノウ君の、とっても美味しい…」

ちゅ、ちゅ、と軽い音だったのが、じゅぶ、じゅぶとだんだん大きくいやらしい音になる。
ちゅうっと強く先端を吸い上げられ、指先で亀頭を撫で上げられ、下の袋も柔らかく揉まれて。
れろれろと舌先で尿道を攻め、再び口内に納め、喉にまで達する勢いで彼の『剣』を咥え込んで頭を前後させる。。
アメリアの体のせいでよく見えないが、彼女の頭と手が激しく股間で上下しているのだけは確認できた。
その動きが激しくなるにつれ、スノウの中で大きな衝動が湧き上がってきた。―一人で己が分身を静めている時と、同じ衝動が。
「んん、ふう、うん…スノウ君の、大きいから、口が疲れちゃう…」
文句を言いながらも、口と手は彼の分身を苛みつづけ、ぬるぬると粘着質な快感は途切れることがない。
最初のうちは戸惑ってばかりだったスノウも、快楽を求めてただ喘いでいた。
「う、うくっ、あああ…ア、アメリアさん、僕、もう…もうっ!!」
「あは…そんなに気持ちいい? それじゃ、今度は…胸ね」
スノウが達する直前でアメリアは一旦手を引いた。潮が引くように衝動が収まった、次の瞬間。
―ふにゅり。彼の息子は、むにゅむにゅとした不思議かつ心地よい感触の中にいた。
「うわぁ…胸には自信あったんだけど、まだまだだなあ…。スノウ君の先っぽだけ納まらないよ…」
そのまま、ふにふにした感触が上下する。先ほど見た、豊かな胸で挟んで刺激をしているらしい。
「うわ…こっちも、気持ち、いいです…」
「そお? よかった…あたしも、んっ! 気持ち、いいよ…」
口とはまた違う、柔らかで心地よい刺激。たまに乳首がこすれるらしく、アメリアの甘い声が聞けるのも嬉しかった。
―多少の余裕ができたことで、目の前にあるアメリアの秘所の変化に気がついた。赤味が増し、きらきらと光るものが腿まで垂れている。
(…触ってみようかな)さっきからの仕返しのつもりで、そっと表面をなぞる。びくりと腰が動いた。
「!!ひゃんっ!!」
「…ここ、気持ちいいんですね?」
逆襲が上手くいったのに気をよくして、何度も繰り返しそこを撫でる。その度に腰がくねり、腿に垂れる液体の量が増してゆく。
「…やだ、焦らさないでよ…指、そこに沈めて、中に挿れて、もっと、強く掻きまわして…ああんっ!」

アメリアのねだった通りに、秘所の中へと指をのばす。ちゅく、と僅かに音がして、スノウの指が割れ目の中に沈む。
加減がわからないので、じっくりじっくりと上下させ、『入れる』べき場所を見つけて指を体内へ送り込む。
指に伝わる感触は、滑らかであったりざらりとしていたり。ゆっくりと出し入れし、中の壁をこするたびにアメリアは腰を震わせる。
ちゅく、くちゃ、ちゅく、ちゅく…いやらしい水音は、アメリアの股間からも響き始める。
「あん…あっ…すごい、いい…、スノウ君、本当に、初めて…?」
「あ、は、はい…なんだか…うっ、すごい、ですね…」
胸だけでなく、アメリアの舌先での愛撫も加わって、スノウは再び達しそうになる。―ふと思い付いて、ぐいとアメリアの腰を引き寄せた。
「え? ええ?ちょっと…やあっ!」
じゅる、と秘所から沸きつづける淫水を吸い上げる。…なるほど、確かに。
「…アメリアさんの、美味しいですね」そのままぺろぺろと、舌でクレヴァスと膣内を犯しつづける。
「こら! 勝手なこと…うんっ! しちゃだめだってば!! あんっ!」
怒る声に嬌声が混じり、説得力のないことこの上ない。舐めとっても舐めとっても沸きつづける快楽の蜜。
「ふあ、ほ…本当に、だめだってば…はぁん!!」
「こんなに気持ち良さそうなのに…我慢したらいけないんじゃありませんでしたっけ?」
両手でぐいと秘所を割り開く。先のほうに尖った肉の芽のような物が見えた。指で軽くつまむと、アメリアの全身が震えた。
「―――!!! ああっ!!!」
「ここ、なんですね…」
顔を下げ、舌先で肉芽をそっと転がす。彼女の体ががくがくとするのを感じて、更に強く攻め立てる。
しゃぶって、舐めて、吸って。唇で噛んで、指でつまんで擦って。―自分の分身にされた事全てを、同じように返してみた。
「ふあ、や、あは、はあ、ああ…ああん!! もう…だめだってばっ!!」
無理矢理スノウから体を引き剥がし、肩で息をするアメリア。余裕を取り戻してから、もう一度深いキス。
「もう…飲みこみがいいのも考え物ね。負けちゃいそう…」
「そんな…僕なんて、まだまだです…」
「謙遜しちゃって。…それじゃ、最後ね」

屹立しつづけるスノウの分身を、アメリアは自分の入り口にあてがった。焦らすようにくちくちと、クレバスの中を亀頭が泳がされる。
それだけで気をやってしまいそうなほどの快感。
「んっ…それじゃ、いくね…」
そろそろと腰がおろされ、亀頭部分が膣内に収まる。そこから一気に腰が落とされ、二人は深い快感にしばし酔った。
「ううっ!! ぁあ、アメリアさん、すごく、熱くて、気持ちいいです…」
「んっ! やだ、すごい、おっきいい…!」
ぬちゃ、と一際大きな水音がして、アメリアの腰が動き始めた。上半身を起こしたスノウにしがみ付き、欲望のままに腰を振る。
上下の動きに合わせ、スノウの眼前で豊かな乳房が揺れる。その頂点を片方ずつ口に含み、空いた手でしっかりと彼女の腰を抱き寄せる。
「そう、女の子が動くときは…あんっ! そうやって、んんっ! しっかり、支えててね…」
「あ、あああ…はい! わかり、ました…うあっ!」
パン、パン、パン…と腰の打ち合わされる淫らな音と、悲鳴混じりの嬌声が神聖なる訓練室に響く。
激しく上下するアメリアの腰を、両手でスノウが掴む。動きを止められて、怪訝そうな顔をするアメリア。
「アメリアさん、のこと、もっと…感じさせて…」
「え…? あ、ふあんっ!!」
強烈に、下から腰が打ち込まれる。アメリアだけでなく、スノウ自身も快楽を求めて突き上げを始めた。高く細く響く甘い声と、感極まったようにのけぞる妖艶な美女。
「んあ…はぁん…すごいよ、スノウくん…もっと、たくさん、ちょうだい…」
「うぅっ、はぁ、もう、でも、僕…ううううっ!!」
射精を必死で堪えているスノウの顔に、アメリアからの小さなキスが振りまかれる。
「んん…いいよ…大丈夫だから、おもいっきり出して…あたしの中に…」
「あ、あああああ、アメリアさん、アメリアさんっ!! うああっ!!!」
「んんっ、あたしも…もう…だめ…!! はあぁあん!!」
一際強く腰が押し込まれ、スノウの分身が勢い良く中で爆ぜた。その刺激でアメリアは達し、きゅうっと膣がスノウ自身を再び締め上げる。
どくどくと注ぎ込まれる大量の白濁液。ずるりとスノウの『剣』が抜き出されると、アメリアの腿にたらりと卑猥な模様が描かれる。
「…うぁ、はあ、はあ…アメリアさん…」
「ふふ…そんなによかった? あたしとのエッチ…」

荒い息を吐きつづける青年を、真っ白な胸に抱きとめる。自分の汗と、彼女の汗と、自分の体液と、彼女の体液。
色々なものが混ざり合った、淫靡かつ煽情的な香りを彼女は放ちつづけていた。
「…ああ、はい…とても…気持ちよかったです…」
「そう、よかった。…あたしも気持ちよかったよ。ありがとう…」
汗の流れる額に、軽いキスが一つ。でも今までもらったキスのどれよりも、それは甘くて刺激的だった。
…だからまあ、まだまだ若くて元気な彼が、復帰してしまうのも無理はなく。
「元気ね、また起き上がってるよ」
「え…あ、すいません…」
「謝ることなんてないわよ。なんだったら、もう一戦してもいいけど? 朝まで時間はたっぷりあるし」
「…是非、お願いします」
―今晩の結果。3対1でアメリアの圧勝。

 次の日の昼過ぎ。食事のついでに、鍛冶屋の女主人と何時ものように雑談をするアメリア。
「ん〜、彼、体力は有り余ってるけど、まだまだテクニックが足りないわね。勝負ってのは、いかに効率よく相手の弱点をつくかだから」
「あったりまえのことだけど、しっかり鍛えなきゃいけないのは、剣だけじゃなくて使う人間もだね」
「そうね。いい道具を持ってても、使う術がなければ無駄でしかないから。…まあ、飲み込みは早いみたいだし、ちょっと鍛えれば…」
「だいぶ気に入ったみたいだね、その子のこと。将来有望ってやつ?」
「……そうね、顔もいいし、持ち物の大きさも固さも太さも十分だし、体力もあるし。あれでテクニックが加われば完璧ね」
「…アメリア、剣の腕前のことをあたしは言ってたんだけど…いったい何してたわけ? 昨日の晩」
「…剣の修行だけど? 」
(夜の方のね)胸の奥でそっと呟いて、「次回の稽古は三日後に」と約束した彼の顔を思い浮かべる。
頼りにされてるんだもの、しっかり鍛えてあげなくちゃ。剣士としても、男としても…ね?

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